【4コマ漫画】ネムリブカは泳がなくても呼吸できる!? 海底で休むサメの秘密

四コマ漫画

海底の岩陰で、じっとしているサメを発見したブリント。

「倒れている!」と慌てますが、げそ丸は落ち着いています。サメの正体は、昼間によく海底で休んでいる「ネムリブカ」でした。

ネムリブカってどんなサメ?

ネムリブカは、暖かいインド洋や太平洋のサンゴ礁に生息するサメです。

英語では「Whitetip reef shark」と呼ばれます。その名前のとおり、第1背びれと尾びれ上部の先が白いことが大きな特徴です。

体は灰色や灰褐色で、一般的なサメよりも鼻先が短く、丸みがあります。最大で約2メートルになりますが、通常見られる個体はそれより小さめです。

昼間は岩陰で休んでいる

ネムリブカは夜行性です。

昼間はサンゴ礁の洞窟や岩棚の下、砂地などで休み、夜になると泳ぎ回って獲物を探します。同じ洞窟やサンゴ礁へ繰り返し戻ることもあります。

海底で動かない姿は眠っているように見えますが、必ずしも人間と同じように眠っているとは限りません。そのため、記事では「昼寝」より「休んでいる」と表現する方が正確です。

泳がなくても呼吸できる!

「サメは泳ぎ続けないと呼吸できない」と聞いたことがあるかもしれません。

確かに、泳ぐことで口から水を取り込み、エラへ流して呼吸するサメもいます。しかし、すべてのサメが泳ぎ続ける必要があるわけではありません。

ネムリブカは口や喉の周辺を動かし、止まった状態でも水を口からエラへ送れます。

水の流れは次のようになります。

  1. 口から水を取り込む
  2. 口や喉を動かして水を送る
  3. 水がエラを通る
  4. エラ穴から水が外へ出る

この仕組みがあるため、ネムリブカは海底に横たわったまま呼吸できます。

夜になると狩りを開始

昼間はおとなしく休んでいるネムリブカですが、夜になると活動を始めます。

主な獲物は、サンゴ礁や海底に暮らす次のような生き物です。

  • タコ
  • カニ
  • イセエビなどの甲殻類
  • その他の軟体動物

細長い体と短い鼻先を生かし、サンゴや岩の隙間へ逃げ込んだ獲物を探します。

人を襲う危険なサメなの?

ネムリブカは一般的におとなしく、人へ積極的に近づいて攻撃するサメではありません。

ただし、サメであることに変わりはありません。追いかけたり、触ろうとしたり、岩穴へ手を入れたりするのは危険です。海で見つけた場合は距離を取り、静かに観察しましょう。

まとめ

ネムリブカには、次のような特徴があります。

  • 背びれと尾びれの先が白い
  • サンゴ礁や岩陰で暮らす
  • 昼間は海底で休むことが多い
  • 泳がなくてもエラへ水を送って呼吸できる
  • 夜になると魚やタコ、カニなどを探す

海底でじっとしていても、倒れているわけではありません。体を休めながら、夜の活動に備えているのです。

ブリントの一言

「昼はのんびり、夜はハンター!ギャップがすごいブリ〜!」

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