【4コマ漫画】コバンザメはサメじゃない!? 頭の吸盤の秘密

四コマ漫画

大きなサメのお腹を見ると、小さな魚がピタッ!

ブリントは、その魚をサメの子どもだと思ったようです。

ブリント
「サメに小さなサメがくっついてるブリ!」

げそ丸
「あれはコバンザメだゲソ!」

名前に「サメ」とついているコバンザメ。その正体と、くっつく仕組みを見てみましょう。

コバンザメはサメの仲間ではない

コバンザメは、名前に「サメ」と入っていますが、サメの仲間ではありません。

サメは骨格の多くが軟骨でできた「軟骨魚類」。一方、コバンザメは硬い骨を持つ「硬骨魚類」です。

細長い体や大きな魚と一緒に泳ぐ姿からサメのように見えることがありますが、まったく別のグループの魚なのです。

小判の正体は「頭の吸盤」

コバンザメの最大の特徴は、頭の上にある大きな吸盤です。

小判のような楕円形をしていて、内側には板状の構造が何列も並んでいます。この板を動かして吸着し、摩擦も利用することで、泳いでいる生き物から離れにくくなります。

げそ丸
「吸盤は、お腹じゃなくて頭の上にあるゲソ!」

ブリント
「頭に小判がついてるブリ〜!?」

吸盤は背びれから変化したもの

驚くことに、この吸盤は最初から特別な器官として生まれたものではありません。

研究によると、コバンザメの吸盤は、魚の背中にある「背びれ」の一部が長い進化の中で変化してできたものです。

普通なら背中に立っているはずのひれが、頭の上で強力な吸着装置になったのです。

何にくっつくの?

コバンザメがくっつく相手は、サメだけではありません。

  • 大型の魚
  • エイ
  • ウミガメ
  • クジラやイルカ
  • 船など

さまざまな生き物や物体に取りつくことがあります。

相手のお腹だけでなく、背中や体の側面にくっつくこともあります。

なぜ大型魚にくっつくの?

くっつく主な利点は、大きな生き物と一緒に移動できることです。

自分だけで長い距離を泳ぐよりも体力を節約でき、移動先で餌を見つける機会も増えます。また、相手の食べ残しや体表の小さな生物などを食べることもあります。

ただし、単に何もせず乗っているだけではありません。自分で泳ぎ、相手から離れたり、別の場所へくっつき直したりできます。

サメは嫌がらないの?

コバンザメがついていても、大型魚には大きな影響がない場合が多いと考えられています。

コバンザメはサメの肉をかじるためにくっついているわけではありません。移動や餌探しに有利になるため、吸盤を使って同行しているのです。

まとめ

コバンザメは、名前に「サメ」とついていてもサメの仲間ではありません。

頭の上にある小判形の吸盤を使い、サメやウミガメなどにくっつきます。その吸盤は、背びれの一部が変化してできた驚きの器官です。

ブリントの一言

「楽に移動したい気持ちは分かるけど、乗車料金をもらうブリ〜!」

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