「少し長く置いてしまった魚でも、しっかり焼けば大丈夫!」
そんなふうに考えたことはありませんか? 今回、ブリントがげそ丸に教わるのは、加熱だけでは防げない「ヒスタミン食中毒」です。

ヒスタミンはどうしてできるの?
魚に含まれるアミノ酸「ヒスチジン」に、ある種の細菌が作る酵素が働くと、ヒスタミンができます。常温で長く放置するなど、温度管理が悪いと蓄積することがあります。
サバやマグロ、カツオ、イワシ、ブリなどの魚や、その加工品が主な原因食品として知られています。
ブリント「ブリも関係あるブリ!?」
げそ丸「だから保存の仕方が大事なんだゲソ!」
焼いても、できたヒスタミンはなくならない!
ヒスタミンは熱に強く、通常の調理で加熱しても分解されません。細菌を加熱で減らすことと、すでにできたヒスタミンを取り除くことは別なのです。
あとから冷蔵・冷凍しても、蓄積したヒスタミンを取り除けるわけではありません。保存状態が悪かった魚を「焼けば食べられる」と判断するのは避けましょう。
どんな症状が出るの?
ヒスタミンを多く含む食品を食べると、顔の赤み、じんましん、頭痛など、アレルギーに似た症状が出ることがあります。
魚を食べたあとに体調の異変を感じたら、医療機関に相談し、何をいつ食べたかを伝えましょう。
予防のポイントは「作らせない」こと
買った魚は保冷して持ち帰り、すぐに冷蔵・冷凍しましょう。調理中も常温に長く置かず、冷蔵していても早めに使うことが大切です。
今回の四コマでは、ブリントが自分からクーラーボックスに入ろうとしてしまいました。
ブリント「ボクもブリだから、冷やしておくブリ〜!」
げそ丸「冷やすのは買ってきた魚だゲソ〜!」
魚をおいしく楽しむために、買ってから食べるまでの温度管理を意識したいですね。
ブリントの一言
「焼く前に、保存が大事! ボクは冷静に、買った魚は冷蔵するブリ!」


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