頭がハンマーのような形をしているシュモクザメ。
見た目がとても目立つサメですが、いったい海の中で何を食べているのでしょうか?
魚だけでなく、イカやタコ、カニなどの甲殻類、さらにエイまで狙うことがあります。今回は、シュモクザメの食べ物を4コマ漫画と一緒に紹介します。

シュモクザメは何を食べるの?
シュモクザメの仲間は肉食で、種類や体の大きさ、生息する場所によって食べ物が変わります。
主な食べ物は次のとおりです。
- 魚
- イカやタコなどの頭足類
- カニやエビなどの甲殻類
- エイ
- 小型のサメ
何でも同じ割合で食べるわけではありません。例えば、アカシュモクザメの胃の内容物を調べた研究では、イカ類や魚類が主要な餌として確認されています。
ブリント「魚だけじゃなくて、いろいろ食べるブリ!」
イカやタコも食べる
シュモクザメは、海中を泳ぐイカや海底にいるタコも食べます。
イカやタコはやわらかそうに見えますが、素早く逃げたり、岩陰に隠れたりする手ごわい生き物です。シュモクザメは優れた感覚を使い、獲物の位置を探します。
漫画でげそ丸が驚いていたとおり、タコも食べ物に含まれます。
げそ丸「他人事じゃなかったゲソ……!」
大きなシュモクザメはエイも狙う
大型のシュモクザメ、特にヒラシュモクザメは、エイを食べることで知られています。
エイは砂の中に隠れることがありますが、シュモクザメは頭部に並ぶ「ロレンチーニ器官」で、生き物が出すごく弱い電気を感じ取れます。そのため、姿が見えにくい獲物を探すときにも役立つと考えられています。
広い頭でエイを海底へ押さえつける行動も観察されています。ただし、すべてのシュモクザメがいつもエイを食べているわけではありません。
ブリント「砂に隠れても見つかるなんて、すごいブリ!」
シュモクザメは群れで狩りをするの?
アカシュモクザメなどは、たくさんの仲間が集まって群れを作ることがあります。
ただし、4コマ目のように群れ全体でブリントとげそ丸を追いかける場面は、面白く見せるための漫画的な演出です。群れを作ることと、いつも集団で協力して獲物を狩ることは同じではありません。
それでも、たくさんのシュモクザメが一斉に泳ぐ姿は迫力満点です。
ブリント「ボク、食べられる側だったブリ〜!」
シュモクザメの食べ物まとめ
シュモクザメは魚を中心に、イカ、タコ、甲殻類など、さまざまな海の生き物を食べます。大型種はエイや小型のサメを狙うこともあります。
また、ハンマー形の広い頭には、獲物の出す微弱な電気を感じ取る器官が広く分布しています。変わった頭の形は、海底に隠れた獲物を探すときにも役立つのです。
シュモクザメを水族館や映像で見るときは、頭の形だけでなく、「何を探して泳いでいるのかな?」と食事にも注目してみてください。


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