小さな竜のような顔に、くるりと巻いた尾。
タツノオトシゴは、見た目だけでなく、赤ちゃんの育ち方にも驚きの秘密があります。
ブリントとげそ丸と一緒に、その秘密をのぞいてみましょう!

① 小さな竜みたい! これも魚?

小さな竜みたい! これも魚ブリ?



タツノオトシゴも、魚の仲間ゲソ!
馬や竜のように見えますが、タツノオトシゴは魚です。鳥羽水族館の図鑑でも、魚類として紹介されています。鳥羽水族館の図鑑
細長い口や、くるりと巻いた尾など、見慣れた魚とは違う姿がおもしろいですね。
② おなかの袋に、卵がある!



おなかの袋に、卵があるブリ!



メスが産み入れた卵を、オスが袋で育てるゲソ!」
タツノオトシゴのオスには、おなかに**育児嚢(いくじのう)**という袋があります。
メスは、この袋の中に卵を産み入れます。その卵をオスが守り、袋の中で赤ちゃんが育っていきます。鳥羽水族館の飼育日記
ここで大切なのは、卵を作って産み入れるのはメスということ。オスが卵を作るわけではありません。
③ 赤ちゃんを産むのは……お父さん!



お父さんから、赤ちゃんが出てきたブリ!



袋の中で卵がかえり、育った赤ちゃんが出てくるゲソ!
袋の中で卵がかえり、赤ちゃんが育つと、オスの袋から海へ出てきます。
これが、タツノオトシゴの仲間が「オスが出産する魚」といわれる理由です。鳥羽水族館でも、仲間のサンゴタツのオスが出産した様子が紹介されています。鳥羽水族館「サンゴタツが出産しました」
メスから卵を受け取り、袋の中で守って、赤ちゃんを送り出す。お父さんが大切な役割を担っているのですね。
四コマの袋の図は、分かりやすくしたイメージ
②の拡大図は、育児嚢の中を見やすく描いたものです。本物のおなかが、透明になっているわけではありません。
また、絵に描かれた卵や赤ちゃんの数は、説明のために少なくしています。
観察するときは、おなかにも注目!
タツノオトシゴを見つけると、顔や巻いた尾に目が向きがちです。
水族館では、おなかの形にも注目してみましょう。解説パネルと見比べると、姿の違いや子育ての仕組みを、もっと楽しめます。



見た目だけじゃなく、くらし方にも秘密があるゲソ!
④ ブリントも、袋で育てる?



ボクも袋で、大事に育てるブリ!
得意そうに袋を抱えるブリント。
でも、中に入っているのは……おさかなせんべい!



それ、おやつをしまってるだけゲソ〜!
同じ「袋」でも、役割は大違い。
タツノオトシゴのお父さんの袋は、赤ちゃんが育つ特別な場所なのでした!


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