おいしい魚を、安全に食べたい。
そのために大切なのが、買ってから調理するまで「冷たく保つ」ことです。
魚の温度管理が不適切だと、細菌の働きによって「ヒスタミン」がたまることがあります。一度できたヒスタミンは、通常の加熱では分解されません。 だからこそ、増やさないための管理が重要です
今回はブリントとげそ丸と一緒に、家庭でできる4つの習慣を紹介します。

① 魚は、買い物の最後に選ぼう
冷蔵ケースから出した魚を、長い時間持ち歩いていませんか?
魚などの冷蔵・冷凍食品は、買い物の最後に選びましょう。購入するときには、消費期限や保存方法も確認します。魚の汁がほかの食品につかないよう、袋を分けることも大切です
ブリント「お魚を選んだら、お買い物もラストスパートブリ!」
② 保冷して、寄り道せずに帰ろう
持ち帰るときには、保冷剤と保冷バッグを活用しましょう。魚は汁が漏れないように包み、冷たさを保って運びます。
ただし、保冷バッグに入れたからといって、いつまでも安心できるわけではありません。買い物を終えたら早めに帰り、車内などに放置しないようにしましょう。
げそ丸「冷たいまま、おうちまで運ぶゲソ!」
③ 帰ったら、すぐに冷蔵・冷凍しよう
冷蔵が必要な魚は、帰宅後すぐに冷蔵庫へ。汁が漏れない袋や容器に入れて保存します。すぐ使わない分は、商品の表示に従い、新鮮なうちに小分けして冷凍する方法もあります。
冷蔵庫に入れても、長期間の保存は避けましょう。 低温でもヒスタミンが増える場合があるため、表示された期限と保存方法を守り、早めに使い切ることが大切です。
また、丸ごとの魚は、エラや内臓をできるだけ早く取り除くことが勧められています。自分で処理するのが難しい場合は、購入時にお店へ相談するとよいですね。
④ 解凍も、冷たい場所で行おう
冷凍した魚を、調理台に置いたまま解凍するのは避けましょう。
家庭では、使う分だけを冷蔵庫へ移して解凍すると、低温を保ちやすくなります。解凍中の汁が漏れないようにトレーなどを使い、解凍後はすぐに調理しましょう。冷凍と解凍を何度も繰り返すことも避けてください。
ブリント「解凍するときも、冷たさを忘れないブリね!」
「冷やせば元どおり」ではありません
冷蔵や冷凍は、鮮度の低下を抑えるためのもの。すでに落ちた鮮度を元に戻すことはできません。
また、ヒスタミンがたまった魚を「よく焼けば食べられる」と考えるのも危険です。鮮度が低下した疑いのある魚は食べないようにしましょう。
低温管理は大切ですが、それだけですべての食中毒を防げるわけではありません。手や調理器具を清潔にし、加熱用の魚は十分に加熱することも忘れずに。
ブリントの一言
「魚は冷たく、食べたい気持ちは熱く!おいしさを守るひと手間、大事にするブリ!」
げそ丸「買うときから食べるまで、冷たさをつなぐゲソ!」


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