丸くて大きな体に、上下へ大きく伸びるひれ。マンボウは、ほかの魚とは少しちがう方法で海を泳いでいます。
実はマンボウは、尾びれを大きく振って進むのではありません。体の上にある背びれと、下にある尻びれを左右に動かして、力強く進む魚なんです。

マンボウの尾びれは小さく見える
多くの魚は、尾びれを左右に大きく振って進みます。でもマンボウの後ろ側は、一般的な魚のような大きな尾びれとはかなり違った形です。
後ろにある短いギザギザした部分は「舵びれ(かじびれ)」と呼ばれます。マンボウの大きな推進力を生み出す主役は、尾びれではなく、体の上下にあるひれです。
背びれと尻びれで泳ぐ
マンボウには、体の上に大きな背びれ、下に大きな尻びれがあります。この2枚のひれを左右へふるように動かして泳ぎます。
まるで上下に付いた大きな羽を、いっしょに動かしているような泳ぎ方です。丸い体でも、広い海を移動できるのは、この大きなひれのおかげなんですね。
大きなひれを同じ向きに動かす
背びれと尻びれは、同じ向きに動きます。ひれが左右へ動くたびに水を押し、マンボウは前へ進みます。
マンボウの泳ぎは、尾びれをくねくね振る魚とはまったく違って見えるので、水族館ではぜひ上下のひれに注目してみてください。ゆったり見えても、ひれはしっかり働いています。
水族館で観察したいポイント
- 背びれと尻びれが、どちらへ動いているか
- 2枚のひれが同じ方向へ動いているか
- 後ろの短い舵びれがどんな形か
- 大きな体なのに、なめらかに前へ進む様子
ブリントの一言
マンボウは、大きな背びれと尻びれを使う泳ぎの達人ブリ!ぼくみたいに横のひれをバタバタするだけじゃ、くるくるしちゃうブリ〜!
まとめ
マンボウは、一般的な魚のように大きな尾びれで進むのではなく、背びれと尻びれを左右に動かして泳ぎます。
大きな丸い体と上下のひれを見たら、「いま、どっちのひれが動いたかな?」と観察してみてくださいね。


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