マグロは、広い海をすいすい泳ぐ魚。実は泳ぐことは、移動だけでなく呼吸をしやすくすることにもつながっています。
今回は、ブリントとげそ丸といっしょに、マグロのえら呼吸のひみつを見てみましょう!

マグロは泳ぐのが得意!
マグロは、細長く流線形の体と、力強い三日月形の尾びれをもつ泳ぎの名人です。海の中を泳ぎながら、えさを探したり、仲間と移動したりしています。
「ずっと泳いでいる」ように見えるマグロですが、いつも全速力というわけではありません。速さを落としたり、流れや勢いを利用したりしながら泳ぎます。
口からえらへ、海水が流れる
魚は、水に溶けている酸素をえらで受け取って呼吸します。マグロが泳ぐと、新鮮な海水が口から入り、えらを通って、えらぶたの後ろへ流れていきます。
口 → えら → えらぶたの後ろ
えらに海水が流れるほど、マグロは水の中の酸素を取り込みやすくなります。泳ぐのが得意なマグロにぴったりの呼吸のしかたです。
ラム換水ってなに?
泳ぐことで、前から海水を口へ取り入れ、えらへ流しやすくする方法をラム換水といいます。英語の ram ventilation をもとにした呼び方です。
マグロは泳ぎながら海水をえらへ送り、効率よく呼吸できます。だからといって「一度も止まれない」「休めない」と決めつけるのは正確ではありません。種類や状況によって呼吸のしかたは異なり、口やえらを動かして水を送ることもあります。
マグロはまったく休まないの?
マグロも、ずっと全速力で泳ぎ続けているわけではありません。ゆっくり泳いだり、惰性を利用したりしながら、泳ぐ生活に合った休息のしかたをしていると考えられています。
大切なのは、マグロが「泳ぐこと」と「海水をえらへ通すこと」を上手に組み合わせている点です。泳ぎは、移動にも呼吸にも役立つ、マグロらしい特技なんですね。
まとめ
- マグロは流線形の体で泳ぐのが得意
- 泳ぐと、海水が口からえらへ流れやすくなる
- 海水はえらを通り、えらぶたの後ろへ抜ける
- このように泳ぎを利用して海水を送る方法を「ラム換水」という
- マグロは完全に休まない魚ではなく、泳ぐ生活に適した魚
ブリントからの一言
ブリント「マグロは、泳ぐことで新鮮な海水をえらへ送って、呼吸しやすくしているブリ! “止まれない魚”というより、泳ぐ生活にぴったりな魚なんだブリ〜!」


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